スカーフ『OGURA』
Scarf
織物産地として知られる小松市で 120年の歴史を刻む小倉織物は、洋装向けの広幅シルクジャガードを織る技術を持つ国内唯一の、そして最後の織物工場だ。世界の名だたるブランドからオファーが絶えず、東京2020オリンピックの公式スカーフ生地も手がけた。
2023年夏には、唯一無二の技術を後世に伝えたいという思いからファクトリーブランドを立ち上げ、第一弾としてスカーフを発表した。地元小松の自然や日本の精神文化をデザインに落とし込み、紋紙、撚糸、精練、捺染などの卓越した技術をつないで美しい一枚が完成する。驚くほど繊細で柔らか、身につけると高揚感に包まれる。シンプルかつ上質だからこそ、エイジレスでジェンダーレスなコーディネートが叶う。